諸行無常の響きあり

日々の出来事を思いつくままに綴ります

流面形、発見さる。

普通自動車免許を取って初めてのクルマは

4代目のセリカだった。FRからFFに変わった流面形セリカ

エンジンは名機 4 A-Gを搭載する、1600GTのMT車

最廉価グレードで、窓は巻き上げ式、ラジオはプッシュ式、

エアコンはマニュアルエアコンだったが、幸せだった。

 

2000cc、1800cc、1600ccと3種のエンジンがあり、

購入検討時の1800ccのエンジンはSOHCであったが、

マイナーチェンジでハイメカツインカム(4S-Fi)となり、

流面形セリカシリーズは全車DOHC化された。

 

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86レビンやトレノ(4A-G)が新車で販売されていたのだが、

なぜかそちらの方には目が向かずセリカに。

この流面形セリカは当時大ヒットしたようで、

マイナーチェンジで1600GTが消えて、

GT-Fourという四駆バージョンが追加になると、

WRCに出場したり、映画『私をスキーに』に出たりと、

バブリーな時代のラグジュアリー車人気の一翼を担った。

 

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初回車検の直前で、走行距離は9万km超であった。

シフトレバーの合成皮革はボロボロで剥げてきていた。

バブルな世の中でもあり、一度も車検には通さずに

買い替えをすることになった。

 

段差で底を擦ってマフラーを落としたり、

凍結路で270度回転し、雪の壁に後ろから突っ込んだり

救急車に進路を譲るために徐行で電柱にめり込んだり。

FFの特性もよく理解してなかった(比較対象なし)。

しかし、クラッチとギアの操作はかなり巧みになった。

4AGは確かに良く回ったが、車重負けだろう、

軽快感はなく、未熟な運転者をうまく抑制していた。

 

このクルマに乗り倒して車が好きになったので

未だに再び乗りたいクルマである。

 

(86年秋~89年夏?)