諸行無常の響きあり

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Art Force SILVIA

この時代はリトラクタブルライトが流行りだった

先代のS-12シルビアは兄弟車ガゼールとともに

武骨な感じで人気が高かった。

 

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デートカーというよりも『男のクルマ』という雰囲気。

それが、FMCを行って支持層を拡大し、大ヒットとなった。

トヨタ車はレビン、トレノ、セリカとFRからFFに転換したが、

シルビアはFRのままでFMCを行い、兄弟車を180SXに改名。

リトラクタブルライトの有り無しで差別化した。

 

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この写真は恐らくベースグレードのJ’sで、ホイールキャップとハロゲンヘッドライト仕様である。

トランプの絵札になぞらえて、K's、Q's、J'sと3グレードを展開。

初期型は1800ccのCA18DE型(135ps)とCA18DET型(175ps)で、

1991年のMCで2000ccSR20DE(140ps)とSR20DET(205ps)に。

 

K'sがターボエンジン搭載の最上級グレードで装備も充実し、

Q'sはK'sのエンジンのみを自然吸気に乗せ換えたハイグレード装備、

J'sが自然吸気エンジンのベースグレード車であった。

このクルマで印象的だったのは前照灯のプロジェクターライトで、

K's、Q'sには標準装備されていたように思う。

 

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先代のS-12シルビアと全く印象が異なる流麗さで

デートカーとしてホンダプレリュード(BA4/5/7型)と人気を分けた。

同時に、希少なFRクーペとして走り好きな男性の支持も高かった。

 

1988年にシルビアQ'sがグッドデザイン大賞を受賞している。

友人が乗っていたのはこのQ'sの4速ATであった。

 

この時の日産は勢いがあった。いや、トヨタ、ホンダにもあった。

世を上げての自動車ブームだったのかも知れない。