諸行無常の響きあり

日々の出来事を思いつくままに綴ります

R-32 スカイライン GTS-t Type M

R-32 スカイライン GT-R の影に隠れた名車

これもGA-70に乗っていた頃のクルマである。

友人、後輩と3台あった。どれもAT野郎だったが。

ロングノーズショートデッキのスープラにゾッコン

だったので、あまり気にしたことはなかったが、

夏休みにちょこっとだけ運転する機会があって、

「どうせATだしっ」と思いつつアクセルを踏むとタマゲタ。

ジェット機の離陸の時のような加速である。

 

MT野郎としては息継ぎしながら加速していくのが

当時のデフォルトだったので、とてつもなく速かった。

「これには勝てんな」

 

『超感覚スカイライン』のキャッチコピーであるR-32は

16年ぶりに復活したGT-Rがあまりにも傑出しすぎて、

GTS-t Type-M の方は”知る人ぞ知る”的な感じなのかも。

 

確かにあのGT-Rは凄かった。

猛スピードで直線を走ってきて、すぐ前方で事故発生。

これは、ブレーキ間に合わんな。ぶつかるっっ、

て場面を目の前で目撃したが、障害物の直前で、

あり得ないスピードで『クランク通過のような進路変更』

をして、何事もなかったように走り去った。

後ろのバッジには『GT-R』と。

 

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このスカイラインの先代、7thスカイラインも渋かったが、

GT-Rの出現でセブンスの影は薄くなった感が否めなかった。

そして、試乗するまでは『GT-Rの下位グレード』だったのだが。

 

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このクーペは十分にありだった。しかもATでOK。

買い替えのタイミングが合わずに、R-33になってしまって

Z-32の方に流れてしまった。まだATには踏み切れなかったのだ。

 

シルビアのK'sを買うなら、絶対にGTS-t Type-M だった。

 

なぜここまで完成度の高いR-32を世に出しておきながら、

その後の33、34になってしまったのか。

 

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一貫したポリシーに欠ける開発とバブルの崩壊が

現在のスカイラインの立ち位置を導いたのか?

GT-Rは孤高の存在となっているが、

ノーマルスカイラインはGTS-t Type M のような傑作を

もはや生み出すことは出来ないのだろうか。

 

Z-32と同様、R-32も現代版に改良して復刻版を出せば

時代を越えて受け入れられると思うのだが。