諸行無常の響きあり

日々の出来事を思いつくままに綴ります

なぜアメ車は売れないのか

トランプ氏はアメ車が不当に扱われているというが

ただ単に日本国内で人気がないだけである。

ではなぜ人気がないのか。

1.使い勝手が悪いから

2.イメージが悪いから

3.そもそも使用目的が違う

 

最近は右ハンドル仕様も売るようになったようだが、

長らく左ハンドル車オンリーを押し付けられていた。

左ハンドル=外国車というイメージを有難がる、

そんな人もいるが、基本的に左側通行は右ハンドルだ。

 

さらに、日本の道は幹線道路から外れると狭い。

駐車場も小さい自動車を多く停める考え方で出来ている。

欧州車各メーカーはいち早く日本の事情に対応した。

というより、欧州の国々も街中は道路が狭い。

 

国内向けに作った商品をそのまま輸出したとしても

欧州車は受け入れられやすいが、アメ車は無理。

 

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イメージの問題は根深い。

「大雑把、壊れやすい、燃費が悪い、乗り心地がフワフワ」

などなど、アメ車にもいろいろなタイプがあるはずだが、

日本では十把一絡げにされてステレオタイプで認知されている。

実際に当たっている部分もあるので、覆すのは結構困難だろう。

 

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そもそも、使用目的が違う。

広く整備されたハイウエイを千キロ単位でゆったり移動したり、

道を外れたバリバリのオフロードも走ったり。

頑丈で大きなボディーと強いエンジンがないと、

面倒なことになる。壊れやすくても困るはずなのだが。

 

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壊れやすいのは、日本の気候が変化に富みすぎているからかも知れない。

夏と冬の温度差が大きく、梅雨と呼ばれる雨期は約1か月だけだが

かなりしっかりとまとまった雨が降る。台風もやってくる。

 

走りの質などは別にしても、日本製のクルマの耐久性は

世界でも特筆すべき部類に入るのは当然かもしれない。

 

欧州車の一部は耐久性の低い部品を使って値段を下げて、

整備交換費用としてランニングコストで儲けようとする節もある。

日本車もゆくゆくはそういうスタンスに変わって来るのかも知れないが、

今の日本車の耐久性はかなり大きなアドバンテージであろう。

 

ビジネスマン出身の大統領にしては、大国の論理そのままのゴリ押しで

売れないものを無理矢理買わせようとする、’70年代のやり口に感じるが、

それはいかがなものだろうか。