諸行無常の響きあり

日々の出来事を思いつくままに綴ります

必死のパッチ

大切なものが一時行方知れずに・・・

ものすごく暑い午後、車内は熱気が充満していた。

クルマに入るとすぐに窓4枚を下ろして通気する。

出庫準備をいつものように財布から駐車券を取り出して、

ダッシュボード上に置いた。車をゲートに向かわせるために

駐車スペースから少し出した瞬間に、風が吹き抜けていった。

 

ビューっと。

 

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一瞬嫌な予感がして、すぐにバックして駐車スペースにクルマを戻す。

やはり・・・駐車券が飛んでいったようだ。

すぐに車内をくまなく探してみるが見つからない。

駐車場内に捜索エリアを広げて歩き回るが・・・ない。

枯葉が駐車場の端や、隣接する施設の庭でつむじ風に翻弄されている。

 

すでに遠くまで飛ばされてしまったのか・・・?

 

駐車場に帰ってきた人が不審そうに眺めているようだ。

車上荒らしがクルマを物色しているように見えるのか?

 

これはいかんとひとまずコールセンターにチケット紛失を伝えた。

クルマの主は聴き耳を立てて納得したようで、退場していった。

 

紛失なら紛失料金を払う必要があるとのこと。結構な額である。

馬鹿馬鹿しくて払う気になれない。幸い時間に余裕があるので、

もう一度駐車場内全域を探し回ることにした。

 

ここからが必死のパッチ

風は時々強く吹いているので、今まで探してたところに

舞い戻ってきているかもしれない。

 

必死のパッチモードになると意外にすんなり見つかった。

クルマとクルマの間に、印字面を上に向けて落ちていた。

さっき探した時はなかった所に突然の出現。

 

何事もなかったかのように通常料金で退場。

 

失くして初めてわかる大切なもの。

逃げられないようにしっかり捕まえて置くのが肝要。