諸行無常の響きあり

日々の出来事を思いつくままに綴ります

涸沢に行ってきた その2

ベースキャンプからどこに出動するのか

折角ヘルメットとアタックザックを持参したのである。

しかし、身体の疲労が激しく、奥穂北穂は敬遠したい。

とすると、屏風の耳、パノラマコースである。

 

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長男と来た時に一度下山で使ったコースである。

しかし、雪解けが遅くオープンしていないことが多い。

ヒュッテの情報では、屏風のコル~新村橋はクローズド。

という事はヒュッテから屏風の耳は行ける?

ピストンなら問題ないということかな。

 

早速長女に確認して賛同を得る。パノラマコースに決定。

8月10日ゆるりと朝食を摂り、8時半頃にヒュッテを出発。

 

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屏風のコルを目指して、高度を上げてゆく。

途中、雪渓のトラバースやガレ場、ロープ場などがあり、

普通の登山道(実線)よりはハードな道である。

 

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かなり切り立った足場の狭い通過地点が続く。

ひょっとして、今年はまだヒュッテの整備が入ってないのか?

行きはよいよい帰りは恐いという感じで、帰路を心配する。

 

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これは恐らく今回の台風5号の爪痕であろう。

山肌が削り取られており、道がなくなっている。

どう考えてもトラバースは無理。

あと少しで屏風のコルだったが、諦めるしかなかろう。

 

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槍が見える景色はゲットできたが、屏風のコルほどではない。

今回は屏風の耳が目標だったのに、これで我慢するしかないか。

 

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不完全な角度の涸沢カール。小屋は見えるがヒュッテは見えない。

『帰りは恐い』道を戦々恐々で引き返す。

途中で足元を誤り、滑落未遂が起こった。

ザイルがある場所で、ザイルに助けられて事なきを得たが、

かなり危険で肝が冷えたことを記しておく。

 

涸沢カールに戻って、残念会を涸沢小屋で行う。

昨日確かめたパフェは昨日より今日の方がお勧めだとのこと。

台風で物資が滞っていたのが、昨日の補給再開で潤うとのこと。

 

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満足する長女。涸沢小屋のパフェ 1,000円也。

親父は定番の生ビールセットともつ煮込み。1,800円也。

 

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ダラダラとテラスで粘って小腹が空いたので、

涸沢小屋カレーライスを追加注文。1,000円也。

 

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昼飯は食糧計画になく、現地調達だったのでこれは想定内。

3年前に長女と来たときは、生ビール5杯(4,000円)と

おでん盛り合わせなどのアテ、長女はソフトクリーム3個(1,500円)

とさんざん散財したことがあった。この日は生×1杯と缶ビール1本のみ。

それでも涸沢は、天国にしようと思えば散財するしかないのである。

 

明日は早くも下山日である。

来年の奥穂アタックを誓いつつ床にはいるのであった。