諸行無常の響きあり

日々の出来事を思いつくままに綴ります

保守本流

伝統を受け継ぎ守ってゆく流れである

別に政党政治のはなしではない。身近な集団での話。

例えば、大学の体育会系クラブである。

歴代主将を務める人物は、統率力を求められる。

そして伝統を引き継ぎ伝えてゆく役目を負う。

実はこちらの方が主な任務であったりする。

 

OB会に出席して現役世代に助言し指導するのは、

ほとんどが各世代の主将副将の人たちだ。

 

天邪鬼でそっぽを向いていたはみ出し部員は、

伝統を押し付けられて辟易していた部類なので、

OBになっても現役に助言や指導はしない。

『好きにすれば・・・』と無関心なのである。

 

保守本流とは脈々と引き継がれる伝統を重んじる、

真剣に組織の行く末を案じている集団なのである。

 

f:id:supertomcat:20170818081405j:plain

 

伝統:様々な分野において、古くからのしきたり、様式、傾向、

血統などの有形無形の系統を受け伝えること。

 

ガチガチに凝り固まってそのままの形を受け継いでゆくのではない。

時代や世相、世情による変化を受けて少しづつ進化しつつ、

受け継がれてゆくものであろう。

 

日本人は伝統を受け継ぐことについてどうか。

自動車業界においてのクルマの変化(MC)で考えてみると、

時代の流れに乗せて微小変化を加えるのは下手なようである。

 

どん詰まりになり、発展的解消という形で車種終了としてしまう。

伝統を引き継いで残っているのは立ち位置を変えた大衆車は、

クラウン、スカイライン、Z、ランドクルーザーぐらいか。

性格的には変わっており、ポジションが同じクルマはない。

 

f:id:supertomcat:20170818084000j:plain

 

ポルシェやランドローバー、メルセデスBMW等の外国車は

車種を増やしてはいるが、各社の基本となる車種は進化しつつ

伝統を受け継いで残っているように思える。

 

レクサスはセダンの3階層化を真似て、LS、GS、ISとしているが、

はたして将来的にこの展開形が生き残るのかどうか。

 

売れなくなると消えて、頃合いを見て名前のみ復活させて、

それは伝統の継承と言えるのだろうか。

 

 

思わぬ方向へ話が逸れたが、

保守本流とは進化や革新ではなく引き継ぎ守ること。

そういう風に理解してしまうと時代遅れのガチガチなモノが

残されていき、遂には立ち行かなくなるのであろう。

組織は生き物であり、伝統は本筋を変えずに柔軟に残すものである。

 

ああ、難しいと思うことはない。自然体であり諸行無常である。

ナンノコッチャ。